国内配送 全国 送料無料 海外配送はEMSの送料を別途頂戴いたします 印伝の老舗「印傳屋・上原勇七」の火の用心です。
火の用心とは、火事が頻発し「火消し」が活躍した江戸時代、「火の用心」と書かれた巾着袋は、祭りの際に江戸っ子の粋なアイテムとして腰に下げられており、火打ち道具や煙草道具などを入れていたと言われています。
また、腰につけることで両手を空けられるという利点もありました。
現代においても、スマートフォンや小銭入れなど、小物を入れておくのに便利で、帯やベルトに付けられるように作られおります。
こちらでご紹介する火の用心は、「ふすべ」「くすべ」とも言われる技法でつくられているのが特徴です。
この技法は、藁を焚き、その煙でふすべて鹿革に色をつける古典技法で、印傳屋のみに伝わる日本唯一の革工芸技法です。
柄は、型紙による糊置きで作られたトンボ柄。
「勝虫(かつむし)」とも呼ばれ、縁起を担ぐ模様として武将に好まれた模様です。
「燻」の商品に限っては鹿革の一枚仕立てとなりますので、内ポケットは付いていません。
物の出し入れがしやすいよう、片側10cmほど開いております。
また、帯やベルトなどに引っ掛けられる丸みある木玉は、全体のアクセントとなりお洒落。
使えば使うほど手に馴染んでくる印傳、着物や作務衣、ジーンズなどの洋装時にもピッタリです。
ご自分用はもちろんお祝い・父の日・敬老の日などのギフトとしても人気がございます。
そうそう、猫が寄ってきそうな!?燻製のにおいも特徴的ですよっ。
こちらは、なかなか入手が難しいため、現品のみの扱いとなります。
尚、可能な限り実物と同じ色になるよう写真を調整しておりますが、パソコン環境やモニターにより色味や質感が若干異なることがあります。
ご了承ください。
■素材 : 本体/鹿革 ■柄 : とんぼ柄 ■サイズ : 18.0cm × 12.5cm ■ : 日本製 印傳屋上原勇七古くは奈良時代にも遡ると言われる印伝の技法は戦国時代には兜や鎧等の武具に用いられ、江戸時代になると巾着・財布・煙草入れなど実用と装飾を兼ね備えた粋な小物として愛好されました。
鹿革に漆で柄付けする独自の技法で甲州印伝のブランドを確立した上原勇七の流れを汲む印傳屋・上原勇七(現13代)の商品をご紹介いたします。
オススメする理由は・・・・ 鹿革の持つ丈夫でしなやかで、尚且つ軽い特性。
永くご愛用頂ける素材を厳選して用いています。
柄付けには2つの技法があり、その一つは「漆」 独特の光沢、膜面の強さ、防水性とすぐれた性質を持ちます。
鹿革の上に型紙(手彫り抜きされた和紙)を重ね、その上からヘラを横にすり込むように動かします。
この漆の浸透した鹿革を、地下のムロで2日以上ねかせると、漆が乾燥し、型くずれせず、カブれない硬質な漆柄が仕上がるのです。
その為、手に馴染み、滑りにくい使い勝手の良い表面に仕上がります。
また、柄のモチーフは昔から自然や四季の美しさに敏感だった日本人の美意識が生み出した造形美である「小桜」「菖蒲」「青海波」「トンボ」など、現代でも色褪せない輝きを持っています。
もう一つは「燻(ふすべ)」 この技法は印伝のルーツとも言われ、藁を焼き、その煙で燻して(ふすべて)、鹿革に色を付けるという技法で、いぶし方によって黄褐色から褐色に染まります。
印傳屋では、熟練の職人だけがこの技を駆使することができ、今も昔ながらの方法で作られています。
これらの伝統技法に裏付けられた袋物・小物達は、和装時のみならず普段の暮らしの中でも和のテイストを楽しんでいただける脇役として重宝頂けます。
【燻】お取扱い上の注意点 燻は日本古来の技法を受け継いだもので、鹿革本来の風合いを活かすため、燻以外の加工は施しておりません。
したがって次のような特徴があります。
・水分による染みがつきやすく、濡らすとその部分は染みとなり、元に戻すことはできません。
特にご注意下さい。
・表面はスエード(極毛)のため、汚れがつきやすく染め革より目立ちます。
・鹿革をふすべて色をつけるため、染め革より色の浸透度が弱く、ムラが出る場合があります。
また使用中の擦れなどにより色が薄くなり、革本来の地色に近づいていきます。
・時とともに色が薄くなるのは燻の特質で、ご愛用の年月を物語る風格といえます。
・ふすべた時の香りは徐々に薄くなりますが、お気になる場合は風通しのよい場所に置かれると、早く薄くすることができます。
・野生の鹿革を使っているため、表面に角ずれなどによるキズがあります。
これは自然の模様であり、本物の証となります。
・保管をする際は、直射日光や高温多湿をさけてください。
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ショップ | 和-closet 浅野屋呉服店 |
税込価格 | 48,400円 |